競艇(ボートレース)は昭和27年4月に大村競艇場で始まった。現在68年の歴史がある競艇界で伝説と言われたレーサーがいる。
その名も
野中和夫
2009年に引退したものの、今でも彼の輝かしい功績は競艇界に燦然と輝いている。
今日はそんな野中和夫という伝説のレーサーが残した功績や交友関係、現在の活動にスポットを当てていきたいと思う。
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野中和夫さんのプロフィール
名前 | 野中和夫 |
登録番号 | 2291 |
生年月日 | 1944/01/01 |
身長 | 159cm |
体重 | 55kg(現役当時) |
血液型 | O型 |
支部 | 大阪 |
出身地 | 大阪府 |
登録期 | 27期 |
級別 | A1級 |
引退日表明日 | 2009/11/18 |
選手登録返上日 | 2009/12/10 |
野中和夫という競艇選手(ボートレーサー)について
1969年3月24日に住之江競艇場でデビュー。これまでにSG17勝(史上最多)を挙げてて、1995年に当時6つあったSG競走を全制覇する【グランドスラム】を達成、1996年には新設されたSG・オーシャンカップ競走も制覇して、7冠グランドスラマーとなった!
2005年3月から競艇選手の団体組織<社団法人日本モーターボート選手会>の会長に就任、2009年まで4年間会長を務めた!
2009年11月18日、福岡競艇場で行われたトークショーで年齢的な問題(当時65歳)から減量が効かない体になってきたと引退を表明。
そんな野中和夫さんが競艇選手になったのはあの大物芸能人横山やすしさんがきっかけんだそう!
野中和夫さんの優勝歴や通算成績
主なタイトル
- 総理大臣杯競走 1回
- 笹川賞競走 6回
- グランドチャンピオン決定戦競走 1回
- オーシャンカップ競走 1回
- モーターボート記念競走 3回
- 全日本選手権競走 2回
- 賞金王決定戦 3回
- 出走回数:6501回
- SG優勝回数:17回(歴代最多)
- GⅠ優勝回数:39回
- 1着回数:2574回
- 賞金王:7回(歴代最多)
- 年間最多優勝回数:16回(歴代最多)
- 生涯獲得賞金:18億5,537万1,637円
モンスターと言われるきっかけと伝説のレース
モンスターと言われる由縁
期間最高勝率9.53(当時は現在のようなSGレースで2点増し及びG1レースの1点増しがなく、SGのみ1点増しであった)や、SG競走の制覇記録17など数多くの記録を打ちたて未だ破られていないことから「モンスター」と呼ばれていた。また、酒を好み横山と二人で銀座や新宿で酒を大量に飲む姿も、「モンスター」と呼ばれる由縁である。また、クラブのボーイに車の鍵を渡し車をプレゼントしたと言う豪快な一面を持つ。
Wikipediaより引用
今だ語り継がれる伝説のレース
1990年5月8日 第17回笹川賞
1992年12月23日 第7回賞金王決定戦
1993年3月22日 総理大臣杯競走
野中和夫さんの交友関係
横山やすしとの関係
なんとモンスター野中和夫さんと横山やすしさんは堺市立旭中学校の同級生で大親友だったみたい!
お互いを「野中」「雄二」と呼びあっていたみたいで、横山やすしさんの告別式では友人代表として涙を浮かべながら弔辞を読んだそう。
横山やすしさんは19歳の時にプロテストを受けていて、漫才を辞めて本気で競艇選手になろうとしてたんだって!でも視力検査で落とされ、競艇選手の夢は経たれた。
その当時野中和夫さんは3年間務めた菱電サービスという会社を辞めていたこともあって、横山やすしさんは「男やったら一発やってみいや、ボート選手」という一言がきっかけで、競艇選手を志したんだって!
ライバル彦坂郁雄選手とのエピソード
彦坂郁雄さんも昭和の競艇界を代表するトップ選手で、特別競走優勝回数77回は歴代1位で、「艇王」の異名をもつレジェンド選手!1970年後期には勝率9点台、キャリアを通じて全24会場で特別競走優勝達成という前代未聞の大記録を作った!
そんな艇王・彦坂郁雄さんのライバルと言われていたのがモンスター・野中和夫さん!
そんな2人の直接対決は1982年、蒲郡で行われた第28回モーターボート記念で、1号艇が野中和夫さん、5号艇が彦坂郁雄さんでスタートダッシュに成功した彦坂郁雄さんがトップでゴールして優勝したんだって!
野中和夫さんの現在
そんな野中和夫さんは引退後も色んなイベントなどを通して競艇界を盛り上げていて、2012年には大阪府泉佐野市に場外舟券販売所をオープンして、色んなイベントとかもやってるみたい!
今の競艇があるのは、野中和夫さんの活躍があってこそだと思うから、今後の活動にも注目だね!
野中和夫さんのまとめ
偉大な大記録を作り、【勝ち】にこだわり、考え続けた野中和夫さん。
そんなモンスター野中和夫さんの走りは今はもう見ることはできないけど、引退した今でも競艇界を盛り上げて貢献している!
今の競艇があるのは、モンスター野中和夫さんの活躍があってこそだと思うから、今後の活動にも注目だね!